1: なまえないよぉ~ 2017/06/28(水) 10:49:37.80 ID:CAP_USER9
 公式戦29連勝の新記録を打ち立てた将棋の藤井聡太四段(14)。その圧倒的な棋力と謙虚な姿勢は、
将棋ファンのみならず多くの人の心を動かした。藤井四段と増田康宏四段(19)の熱戦が行われた26日、
歴史的快挙の裏側で繰り広げられた「過熱報道」の現場を振り返る。

 26日早朝、東京・千駄ケ谷の将棋会館前には多くのマスコミ関係者が集結した。日本将棋連盟によると、
朝集まった報道陣の数は約40社100人。今回の藤井四段の対局は世間の注目を集め、「AbemaTV」や
「ニコニコ生放送」などが生中継を実施。記者も対局中は対局場に入れないため、スマートフォンや
パソコンで中継を見つつ、対局の行方を見守った。

 近年、将棋中継で注目を集めているのが棋士の「昼食」と「おやつ」だ。今回は、藤井四段と増田四段の双方が、
棋士御用達の飲食店「みろく庵」で出前を注文。テレビ局が同店に殺到し、一時はどの客席にもマスコミ関係者が
いるという異例の事態になった。特に藤井四段が注文した「ぶたキムチうどん」は午後0時20分ごろに早々と
売り切れてしまい、後から来た人たちは肩を落としていた。

 対局が終盤戦に入った午後7時ごろ、将棋連盟の指示で各社の記者やカメラマンが集結。カメラマンは良いアングルで
藤井四段を撮影するため、記者もなるべく近くで話を聞くため、現場での位置取りが極めて重要なため、
報道陣の間に緊張感が走った。

 午後9時24分、増田四段が投了。感想戦が行われるタイミングになり、報道陣が一斉に対局室に殺到した。
ここまで取材陣の人数が多い現場はそうはなく、「これまでに見たことがない人数だった」(日本将棋連盟関係者)。
そのため、対局室近くのふすまが衝撃で外れるなど、ハプニングもあった。

 歴史的快挙を成し遂げた藤井四段の一言一句を聞き漏らすまいと、各社の記者・カメラマンがぎゅうぎゅうに押し合い、
一部では怒号が飛び交った。ただ、それでも藤井四段は表情を変えず、謙虚に感想を述べる姿が印象的だった。

 冷静な対応は、記者会見の場でも同様だった。参加した記者も驚くほどカメラのフラッシュが激しくたかれるなか、
藤井四段は取材に対して動揺したり、浮かれたりすることなく、記者席から見れば普段通りの取材対応に終始。
大器の片鱗(へんりん)を、記者会見の場でも示した。

6/28(水) 9:30配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-00000501-san-cul

画像 新記録を達成、報道陣に囲まれる中で感想戦にのぞむ藤井聡太四段=26日、将棋会館(撮影・佐藤雄彦)(写真:産経新聞)
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