AKB48の1期生で、数少ないファッションアイコンでもある“こじはる”こと小嶋陽菜が、4月19日についにグループを卒業する。
卒業は、脱アイドル、飛躍などおめでたいことでもあるが、芸能界で長く活躍するためには卒業後が正念場になる。先に卒業した元AKBメンバーたちは、ポジションを奪取されまいと戦々恐々としているという。
小嶋といえば、これまでもモデルをメインにピーチ・ジョンのイメージキャラクターや資生堂の広告、キリンビールの「皮ごこち」のテレビCMなど、ソロ活動を充実させてきた。
AKB関係者は、「AKBが女性ファンを増やすことになった一因が小嶋の存在で、グループには多大な貢献をした。女優としての活動はほとんどないのに、これだけ広告の仕事が多いのもすごい」と評する。
テレビ局関係者も、以下のように太鼓判を押す。
「かつて“神セブン”と呼ばれた人気メンバーでも、卒業後は伸び悩んでいる子が多いなか、小嶋さんはピーチ・ジョンなどの広告はもちろん、ファッション誌『sweet』(宝島社)で表紙を飾ると雑誌がバカ売れするなど、今でも十分に個人の存在感が際立っています。ファンに女の子が多いというのも強いですね。卒業したら、さらに飛躍できると思います」
ファッションモデルとして活躍の幅を広げた元AKBメンバーといえば、“まりこ様”こと篠田麻里子がいる。しかし、卒業後にプロデュースと監修を行っていたブランド「ricori」が倒産。篠田のファッションセンスは、AKBという枠を超えては通用しないことが証明されたともいえる。
また、バラエティ番組の露出も激減。16年の中村勘九郎主演の舞台「真田十勇士」では火垂役を演じたが、同舞台の映画版では、同役を同じ元AKBの大島優子に取って代わられている。最近の大きな仕事といえば、昨年公開の映画『テラフォーマーズ』(ワーナー・ブラザース映画)の大迫空衣役だが、映画自体が大コケした。それでもモデルの仕事だけは、ファッション誌「MORE」(集英社)の専属モデルが残っているが、小嶋が卒業したらその座を奪われる可能性もある。
●小嶋陽菜の卒業で高橋みなみの仕事がなくなる?
その点、小嶋とキャラクターがかぶらないのは、女優として順調に実力を伸ばしている大島と前田敦子だろう。AKB時代は、大島が前田を絶対に追い越せないという構図だったが、卒業後の女優としての活躍は大島のほうが一歩先を行っている。
14年公開の映画『紙の月』(松竹)では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞したほか、最近ではドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で吉高由里子、榮倉奈々とともに恋に悩むアラサー女性を好演した。
小嶋の卒業にもっとも戦々恐々としているのは、棲み分けがはっきりしていない高橋みなみや板野友美だろう。
「3月23日にサマンサタバサのコラボイベントにゲスト出演した高橋は、報道陣に『小嶋さんが卒業したら、こういうファッション系の仕事も、全部もっていかれちゃうんじゃないですか?』と言われ『そうですね~。全部もっていかれちゃいますね~』と笑い飛ばしていましたが、目は笑っていませんでした」(スポーツ紙記者)
また、アイドル専門誌の関係者は語る。
「元アイドルが芸能界で普通のタレント、女優、歌手として、これまで通りの人気を保っていくのは並大抵のことではできません。ジャニーズタレントのように一生アイドルをうたい続けるぐらいじゃないと難しいですが、女性の場合はジャニーズのようにはいきません。かといって、10代前半から芸能界で生きてきた人が20歳を過ぎてから、いきなり一般社会で生きていくのは難しい。小嶋の卒業後、元神セブンたちによるポジション争いは避けては通れないでしょう」
小嶋の卒業後、元AKBメンバーたちの勢力図の変化に注目したい。
(文=編集部)
2017年4月18日 20時0分 ビジネスジャーナル
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12952934/
卒業は、脱アイドル、飛躍などおめでたいことでもあるが、芸能界で長く活躍するためには卒業後が正念場になる。先に卒業した元AKBメンバーたちは、ポジションを奪取されまいと戦々恐々としているという。
小嶋といえば、これまでもモデルをメインにピーチ・ジョンのイメージキャラクターや資生堂の広告、キリンビールの「皮ごこち」のテレビCMなど、ソロ活動を充実させてきた。
AKB関係者は、「AKBが女性ファンを増やすことになった一因が小嶋の存在で、グループには多大な貢献をした。女優としての活動はほとんどないのに、これだけ広告の仕事が多いのもすごい」と評する。
テレビ局関係者も、以下のように太鼓判を押す。
「かつて“神セブン”と呼ばれた人気メンバーでも、卒業後は伸び悩んでいる子が多いなか、小嶋さんはピーチ・ジョンなどの広告はもちろん、ファッション誌『sweet』(宝島社)で表紙を飾ると雑誌がバカ売れするなど、今でも十分に個人の存在感が際立っています。ファンに女の子が多いというのも強いですね。卒業したら、さらに飛躍できると思います」
ファッションモデルとして活躍の幅を広げた元AKBメンバーといえば、“まりこ様”こと篠田麻里子がいる。しかし、卒業後にプロデュースと監修を行っていたブランド「ricori」が倒産。篠田のファッションセンスは、AKBという枠を超えては通用しないことが証明されたともいえる。
また、バラエティ番組の露出も激減。16年の中村勘九郎主演の舞台「真田十勇士」では火垂役を演じたが、同舞台の映画版では、同役を同じ元AKBの大島優子に取って代わられている。最近の大きな仕事といえば、昨年公開の映画『テラフォーマーズ』(ワーナー・ブラザース映画)の大迫空衣役だが、映画自体が大コケした。それでもモデルの仕事だけは、ファッション誌「MORE」(集英社)の専属モデルが残っているが、小嶋が卒業したらその座を奪われる可能性もある。
●小嶋陽菜の卒業で高橋みなみの仕事がなくなる?
その点、小嶋とキャラクターがかぶらないのは、女優として順調に実力を伸ばしている大島と前田敦子だろう。AKB時代は、大島が前田を絶対に追い越せないという構図だったが、卒業後の女優としての活躍は大島のほうが一歩先を行っている。
14年公開の映画『紙の月』(松竹)では、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞したほか、最近ではドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)で吉高由里子、榮倉奈々とともに恋に悩むアラサー女性を好演した。
小嶋の卒業にもっとも戦々恐々としているのは、棲み分けがはっきりしていない高橋みなみや板野友美だろう。
「3月23日にサマンサタバサのコラボイベントにゲスト出演した高橋は、報道陣に『小嶋さんが卒業したら、こういうファッション系の仕事も、全部もっていかれちゃうんじゃないですか?』と言われ『そうですね~。全部もっていかれちゃいますね~』と笑い飛ばしていましたが、目は笑っていませんでした」(スポーツ紙記者)
また、アイドル専門誌の関係者は語る。
「元アイドルが芸能界で普通のタレント、女優、歌手として、これまで通りの人気を保っていくのは並大抵のことではできません。ジャニーズタレントのように一生アイドルをうたい続けるぐらいじゃないと難しいですが、女性の場合はジャニーズのようにはいきません。かといって、10代前半から芸能界で生きてきた人が20歳を過ぎてから、いきなり一般社会で生きていくのは難しい。小嶋の卒業後、元神セブンたちによるポジション争いは避けては通れないでしょう」
小嶋の卒業後、元AKBメンバーたちの勢力図の変化に注目したい。
(文=編集部)
2017年4月18日 20時0分 ビジネスジャーナル
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/12952934/
【こじはるのAKB卒業 「仕事がない」篠田や板野が戦々恐々?卒業組同士で仕事奪い合いか?】の続きを読む